二分でわかる‼死ぬまでに必ず行くべき、平泉のヤバさとは
世界遺産 平泉
聞いたことはあるけど、よく知らない。
そんな人は少なくないはず。
そんな人の為に、小学生でもわかるようにお伝えします。
いきなりですが、平泉の最大の魅力は
「天国に最も近い世界遺産」
です。
どうですかこれ。
もし、これが本当なら一生に一度は行きたい場所ではないでしょうか?
大げさだろって思う人の為に説明しますと、
平泉観光協会の公式ホームページにこう書いてあります。
‹一部省略›
『平泉がなぜ世界遺産なのか』
平泉には、仏教の中でも、特に浄土思想の考え方に基づいて造られた多様な寺院・庭園及び遺跡が、一群として良好に保存されています。平泉の理想社会の表現は、他に例の無いものとされています。
浄土をグーグルで調べると真っ先に
(仏が住する清らかな国)
と出てきます。
他の辞書では
浄土
意義素 | 類語 |
---|---|
死んだ後に人が行くといわれている世界のこと | 黄泉 ・ 黄泉の国 ・ 黄泉比良坂 ・ 天国 ・ あの世 ・ 向こう ・ 彼岸 ・ あっち側 ・死後の世界 ・ 冥府 ・ 陰府 ・ 冥界 ・ 常夜の国 ・ 極楽浄土 ・ 浄土 ・ 天上世界 ・天界 ・ 天上の楽園 ・ 後生 ・ 後世 ・ 来世 ・ 未来世 |
と、書いてありました。
他に例の無いものとは、前例のないという意味です。
また、ユネスコ憲章(前文)には
「戦争は人の心の中に生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」と記されている。藤原清衡の理想は、ユネスコの平和を希求する精神と合致するもので、その文化遺産の世界遺産への登録によって現代によみがえった。平泉の文化遺産が「平和な世界」の実現に寄与することを願わずにはいられない。http://heiwa-ga-ichiban.jp/sekai/hiraizumi/index.html
と書かれています。
そんな奇跡の平泉物語↓
今から約1000年前
父親が戦に負けて一緒に処刑されるはずだった七歳の清衡「きよひら」は、自分のお母さんが敵大将の息子と結婚したことで奇跡的に生き延びます。
ですが清衡は、大人になって弟に突然襲われ、嫁、子供、一族が皆殺しにあいます。
なんとか一人生き延びた清衡は、一族のかたきを討ちその後国を任されました。
そして当時いくさで多くの犠牲になった、敵・味方関係なくすべての命を想って、黄金や宝石を沢山使ったお寺を作りました。
それが中尊寺です。
その想いが息子と孫にまで行き届き、平和の都ができていきました。
孫の秀衡が、指名手配の源義経をかくまったことがきっかけで源頼朝から目をつけられ、四代目泰衡がかくまえきれず、滅ぼされます。
ですが、争いを求めなかった平泉の一貫性は 今でも人々の心を惹きつけるのです。
金色堂の中には今でも、藤原四代のミイラと体の一部が眠っています。
この平和の想いは、宮沢賢治や多くの岩手県民性に影響していると言われています。
あの松尾芭蕉は平泉におとずれた際に、
夏草や兵どもが夢の跡「なつくさや つわものどもが ゆめのあと」
と読んでいます。
訳「今見れば、このあたりは夏草が生い茂っているだけだが、昔は藤原氏たちが、その繁栄や栄華を夢にみた場所なんだなあ。でも、自然の営みの中では、そんな繁栄や栄華も、むなしく一時の夢になってしまい、今はだた夏草が無心に茂るばかり。」
この俳句からも、平泉独自の魅力が感じられます
現在でも、蓮の花を折り紙を折ったり、終戦記念日に訪れた人との絵の合作会する平和活動などさまざまな行事が行われています。
人生一度は、世界平和の理想郷 平泉へ訪れてみませんか?